東1局 0本場 東家 5巡目
持ち点25000点 トップ目25000点
打牌候補としては、、、、などを思い浮かべそうじゃが、
わしは切りを推すぞい。
今回の手牌じゃが、ドラのが2枚あるものの、5巡目でこの形は正直なかなかしんどそうじゃ。
手なりで門前で進めるのも悪くはないが、わしの感覚的にはあがりは厳しそうといったところじゃの。
とはいえ、親ということもあり早々に諦めるのもちょっと後ろ向きじゃな。
こういった手牌の場合、打ち手のスタイルにもよるが、ツモに委ねて門前で進めるよりは、鳴いて手役をつけていきあがりやテンパイに向かうほうがよいぞ。
その場合、どこに役を求めるのかが大事なポイントになってきて、
そこから必要な牌、不要な牌を決めていくと自ずと打牌が決まるのじゃ。
この手牌から狙える役は何かというと、
・
・678の三色同順
・ピンズの一気通貫
・チャンタ
・トイトイ
・チートイツ
といったところかのう。
しかし、全部の役は追えないのでここからさらに取捨選択せねばならん。
さらに、上記に上げた役を完成させるために必要なタネが足りない状況じゃ。
というわけで、ここからわしのおすすめのや他の打牌候補となりうる牌が、
役作りや進行にどれだけ影響を及ぼすのか説明していくぞい。
・切り
トイツ系の役を見切り、678の三色同順を本命にした打牌じゃ。
チャンタへの移行や一気通貫の含みも残しておる。
678を本命に狙う理由は、かを引けば役に必要なターツが足りるので、
安全牌を引いてきた時に、不要牌と交換できて守備力も兼ね備えられる点じゃな。
どうじゃ、ドラも躊躇なくポンできるし、問題の牌姿よりこっちの牌姿のほうが
ギリギリまで戦える気がするじゃろう。
ちなみに、678狙いなので、もう1枚のも捨てる想定なのじゃが、
すぐに捨てるのではなくが重なり下記牌姿になった場合には、
の両面ターツを採用すること、
一見裏目っぽいを引いた時に、
この形もまだ678の三色同順が消えないので捨てるタイミングには常に細心の注意を払わなければならんぞ。
また、のトイツ落としを見せることにより、ドラのや、を仕掛けた時に
他家に678ではなく、チャンタっぽく見せられることもメリットのひとつじゃな。
当然は裏目になってしまうのじゃが、そのデメリットよりも上記メリットが勝ると判断したぞい。
・切り
を1枚引けば、後はその時に応じて好きなターツを選べるのでは、喉から手が出るほど欲しい牌じゃ。そのため、これを今切ってしまうのは早計じゃのう。
また、状況によっては安全牌としても機能するので手に残して置きたいのう。
即答でと答えた人はもう少し役牌を大事にしてあげておくれ。
・切り
ロスがツモだけなので門前も目指せつつ、バランスが取れてはいるが、
「門前テンパイ時に最終形が弱くなる可能性が高い」
「鳴き仕掛けした時に他家が対応しやすい」
という点が少しだけ気になるのう。
ドラのをポンした時も、よりが後に出てくるのでチャンタの警戒が
打よりも弱くなってしまうのも少し気がかりじゃ。
・切り
ピンズの一気通貫が消えてしまうが、トイトイ、チートイツの可能性を追いたい人にはおすすめじゃ。
この手は、ドラが2枚もあるので、トイトイになった時の破壊力は抜群じゃな。
しかし、この手牌をトイトイにしてあがり切るのは、チートイツを得意とする人以外難しいかもしれん。
読みが上手な人でない限り、牌を縦に重ねていく作業は難易度が高いのじゃ。
・切り
の重なりと手なりを強く意識した打牌じゃの。
その時その時で選択ができるので良く言えば「柔軟」と言えそうじゃが、
678の三色同順、チャンタがなくなってしまうので、悪く言えば「無為無策」とも言えるかもしれん。
これは正直今回の打牌候補の中ではと同じくおすすめできんのう。
以上のように、苦しい牌姿でもしっかりと考えてそれぞれの牌の重要度を考えて
打牌選択をすることが麻雀では大事なのじゃ。
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